サンチューのパー

三杯飲んで

昼寝して

 

コロナコロナと

どこへも行けず

 

飲んで

糞して

寝てるだけ

 

布団を転がり

頭を振れば

 

脳みその隙間から

ミジンコの唄が聞こえてくる

 

泡立ち

スカスカの

液体のような

 

軽く

空っぽ

 

歯ごたえも

噛みごたえもない

 

歯ぎしりもできない

 

穴から水流れでる

生体の器に

 

抵抗もなく収まり

 

存在すら消えつつある

一個の魂

 

溶けそうで溶けず

潰れそうで潰れず

 

それでいて

 

掴めない

握れない

 

卑下に卑下を重ねながら

佇んでいる