理由が欲しいのか

純化するなと言う

人々の主張が

 

純化批判へと

純化されている

 

差別をなくせと

言う人々が

 

意見の違う人々を

敵視する

 

物事には

すべて理由があると言われた

 

逆だ

 

物事に

すべて理由をつける人がいるだけ

 

生物が繁殖するのも

世界が変わるのも

 

人がいなければ

理由など付かなかった

 

出来事よりも

理由を大事にして

 

理由を見つけようと

穴を掘って

 

その穴に落ちる

 

歴史が勝者によって

作られるように

 

理由は

理由を欲しい人によって

作られる

 

理由に絡め取られて

理由なき人々を見下してはいけない