2022-01-17 時の浪費 #詩 詩 頭がいいとか悪いとか すでに興味はなくなった 美しいとか美しくないとか 正しいとか正しくないとか 輪の中に入れば 口角泡を飛ばし 人生がかかっているかのごとく 拘泥を重ねたものが さっぱりとなくなり 今は どうでもいい どうでもいいせいか さびしい さびしくて スカスカで なにもないが 何か持つのも しんどくて 空っぽで 時を空費するまま 生を垂れ流した それは さびしいが 心地よくもあり 衝動買いの ストレス発散とは 似ても似つかないが どこか通底する 浪費の快楽である