あの時 高校生だった 弁当から 唐揚げをとって食われた 彼の顔が ふと頭に浮かび 衝動的な 激しい殺意が湧いた あの唐揚げ一つ 何十年忘れていたことだろう 降って湧いた怒りが 体に浸透し 身震いに悶え 血は沸き立ち 毛が逆立つ わたしの中を駆け抜けていく…
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