心が遠くなる 冬の空 雲は悠々と流れ どこまでも視界開ける 雀もヒヨドリも 電線に街路樹に集い 囂しく騒ぐ 低い陽は 長く差し込み 山肌を照らし 影を伸ばす 田の中に立てば ただ一人 陽を背に受け 風を友に 家路につくだけ 枯れ草の匂い流れ 寺の鐘鳴る
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