缶詰の明けた日 街は涼しかった いつも見る いつも通る いつもどおりのはずが 距離があった 街と自分が離れてしまっていた まだ戻ってきていないのだった 浮遊して 地に足がついていない 違和感がまとわりついたまま 彷徨った 角のお地蔵さんも 煎餅を焼く匂…
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