2017-07-21 いま田んぼ道を歩く 詩 #詩 田んぼの中の一本道 遠くからの風は 稲を揺らしながら 近づいてくる 炎天下 太陽の赤 稲の緑 道の灰色 自分の影 それだけしかない 道は真直ぐ 田は四角 幾何学的で 工業地帯のように整備された田園は 人工的なのに 恐ろしいほど人にたいして冷たく 奇妙な孤独をもたらす