2017-09-18 自然の子 詩 #詩 雨と風と太陽の光は 誰にも等しく降り注ぐ 一人一人の人生など 意に介さず 平等で 無慈悲で 全てを包摂する世界 そんな大地に立ち 誰もが一人歩み 降り注ぐ陽も 荒れ狂う嵐も 身に受ける 虫や獣の 殺伐とした 生き様を思えば 人の一生は それなりに恵まれ 面白く 多様だが だからこそ 疲れることもあって そんなとき 自然のダイナミズムの前で 自分がちっぽけであることに 救われる