2019-01-02 哀しい人生 詩 #詩 かつての人々は みな美しく 過ぎ去った友人が よく見え 思い出の中は 善き人で埋まり 自分だけ 粗が出て つまらないものに映り 失敗と悔恨にまみれて いよいよ 生きるのが 恥ずかしくなる 哀しい人生 希望は 夢見るものから すがりつくものに変わり 過去は 今の自分を 作り上げた負の堆積 それでも 生きるしかなく 小さな我が儘と 日々暮らし 凝り固まり 冷たく縮こまった 心をかかえて 今日も 飯を含む