2019-07-07 一日がはじまる 詩 #詩 まだ重い瞼 だるい頭 朝食の準備 包丁の音 始まりは 格好良くなどない 漫然と 眠気を残して 一日は起動し ほとんど 何事もなく終わる 安寧なのか 停滞なのか 守っているのか 何もしていないのか 意味は いくらも作られる 今はただ この強い眠気を振り払い 立ち上がり 一杯の水を飲みたい 体を起こし 歩き始めて 欲求を満たす それを 繰り返してゆくだけ