時代の波

次々の押し寄せる

テクノロジーの波

 

便利で快適に

少しでも得をするために

 

次々と

新しいものに手を出して

 

波乗りのように

今の世を渡ってゆく

 

楽しいなら

何よりだ

 

だが

疲れてしまう

 

時代についてゆくのが

義務のように

 

社会は

変化の要請を

突き上げてくる

 

出来ないわけじゃないんだ

ただ

面倒なんだ

 

今で満足なんだ

いや

大事じゃないものに

エネルギーを注ぎたくないのだ

 

買い物が便利になっても

レストランが予約できても

 

いいものが

書けるようになるわけじゃない

 

余計なことを覚えるために

精神が散漫になれば

 

雑念が入って

焦点がブレる

 

時代遅れでも関係ない

 

どうでもいいことなら流されてもいい

流されて

疲れるのが嫌なだけなんだ