五輪騒動

普段は

多様性を謳う者たちが

 

東京上空の

編隊飛行を腐したり

 

誰の話が長いとか

税金を垂れ流す

大規模イベントがくだらないとか

 

中身の話など無く

はじめからダメだという先入観で

 

如何にダメなのかを

語り競っている

 

リベラルが

スクラムを組んで

 

リベラルでない者を

批判し

排斥する言動は

 

かつて

ネトウヨと呼ばれた者たちが

 

執拗に繰り返した

攻撃からの学びだったのか

 

二項対立は深まり

どちらに属するか

レッテルを貼られ

 

行き場もなく

息苦しいだけ

 

自分が思う寛容や

自分が思う多様性にそぐわなければ

 

たちどころに攻撃の対象になり

激しい批判の雨あられ

 

これが今のリベラルであり

現在最も批判の激しいターゲットは

五輪である

 

良いところを見ろとか

批判するなと言うのではない

 

党派的に

中身も見ず

批判する身の処し方

 

はじめから決めつける

思考を放棄した振舞いが

 

思想信条以上に

私を幻滅させる