2022-04-01 飢餓 #詩 詩 食べないこと 空腹に縛られること 昨日食べたものが 遠くに過ぎ去り いつになっても 夜が明けない 空腹で 気が遠くなりそうで 意識は希薄 思考は停止 動けない辛さ だるく あと少しの我慢と 分かっても 時は経たず ねっとりとした液体が 胃の腑を遡り もはや 空腹と吐き気の区別もつかない すべてが止まる前 蘇生を信じて この動かない今を ただ感じる