2022-04-27 日常に収まる #詩 詩 退屈に倦んでいた日常が 慈愛に満ち 輝く残照とともに 腹に落ちた時 収まるところに 収まっていたという 妙な納得をした 新緑の森を 心の内に夢想し 道を歩く日々に 怠惰も 堕落もあろうはずがない 見て 考えることなく 夢見て 願うことなく うつつのうちに 浮遊していたなら 解けてゆくだけ