炎天の下 肌に玉の汗流れ 水を飲み 何も食べず また水を飲んで 腹だけが 餓鬼のように膨らみ 体力落ち 気力尽きて 縁側に横たわる 力ない体 働かぬ頭 茫として 焦点合わず 視線は 中空を浮遊する 昼と夜との境目 風も止まる静寂 わづかに チリンと 風鈴がか…
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