コツンコツン 都会の片隅で 目立たず 気づかれず 今日も穴を穿つ コツンコツン その音は いつも変わらず 休むことなく 小さなビルの中 四畳半の端 豆粒のような穴が 長い年月の間 指が入り 腕が入り 体が入るようになった その穴から 行き来して さらに下に …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。