酔い覚ましに 歩く小径は 鬱蒼とした銀杏 黒く大きく すれ違う 人の影さえ 長く尾を引き 驚かされる まだ残る 酒の香 顔をたたく 涼風 足音が 不意に迫っては 千鳥足のわたしを 追い抜いてゆく こんな夜もあっていい こんな夜もあっていい 言葉足らず 気持ち…
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