また乗り遅れた 夜行列車に あと一つの弁当 あと一つの飲み物 そんな小さな欲望のために 大切な列車に 乗り遅れてしまった ゆっくりと 走り出した列車 階段を駆け上がり 白い息をはいて見送る テールランプが ゆっくりと糸を引くように 消えてゆく ポツンと…
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