乾風過り 熱波立つ 渇咽に 見上げる空は 虚無が靡き 遠き草木は 砂の向こう ただ吹く風は 音を響かせ 灼熱と孤独を 煽り立てる 時が止まり 記憶は遡る あの夏 痛々しい暑さと 胸に疼く痛み 若き過ち 取り戻せぬ過去 熱い風が 吹き渡るたび 思い出しては また…
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