あいつは いつも 飲み屋の片隅で 焼酎を飲んでいた 一品のつまみと 三合の焼酎 ちびちびと つまんでは呷り 呷る度に 顔が赤く 最後には どす黒くなる 赤黒くなるほどに饒舌 ニカっと笑った口の中には 歯は一本も生えてない こうして飲むため 何を失ってきた…
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