とめどなく 時は流れ 人の世の 痕跡も風化する 風が吹くたび 砂となり 舞い上がり 散り散りになって 世界へ飛んでゆく そうして 全球に拡がった 我々の残滓は 気づかれることなく なにかの肥やしになり 万分に一つ 旧き記憶のダミーとして 誤作動を誘発する…
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