4年に一度の 選挙であった 久しぶりの 選挙であった 投票用紙の 肌触りが新鮮で 名前を書く 指が滑った 夜が明けて 世は変わらず 何人か落ちて 何人か入る 淡々と 過ぎてゆく時節 こんなものを 求めていたわけではないけれど こんなものでしかないだろうと …
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