山の端に沈む太陽 辺りに闇が降り始める 影の中を 白い鳥が 一羽 また一羽 西へと飛んでゆく ゆったりと 同じリズムを刻み 暮れゆく時に合わせ 西方へ 飛んでゆく 里は静か 川はゆったり流れ 夕餉の香り漂い 一日は 終わろうとしている 鳥は 里の上を 淡々と…
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