空腹の詩

どんなに疲れていても
眠れない夜がある

動きたくない
何もしたくない

空腹だけを感じる
胃が渇望している

生きている
体が生きている

今まで厄介だった空腹が
私に生命の活動を知らせる

動け
動け
体よ

お前は腹が減るのだ
お前の臓腑は
今もお前に生きろと言っている