徒労の叫び

徒労にどこまで耐えられるだろう

一生懸命
育てた果実が
風に水に流され

耕した土は
水浸しになり

これまでかけた
時間と手間が
水泡に帰す

泣いた
泣いた

叫んだ
叫んだ

どうにもならない現実

時間は巻き戻せない
備えておけば良かったと
どれだけ悔いても仕方ない

そうなんだ
現実は変わらないんだ

だけど心は
気持ちはやり場を失って
泣き叫びたいのだ

どうにもならないことは
頭で理解はした
せめて
泣き言ぐらい
愚痴くらい

そんな気持ちなのだ
泣いて叫んで
すっきりして

また畑を耕すのだ

だって他にやりようはないのだから