体の機微

梅雨の最中に
働き詰めて

気分を変えて
出かけてみれば

新鮮な空気と
ゆるやかな時間

存分に
リフレッシュできたと
思っていた

ところが
街に帰って
日常に戻ると

ダルくて
眠くて

時間さえあれば
寝ている

人の体は
頑張ってくれて

踏ん張り時に
耐えてくれるが

スイッチが切れるまで
時間差があって

すぐにオンオフという
わけにいかない

いくら寝ても
ダルく

惰眠を重ね
寝汗とともに起きる

眠れることが
たまらなく
気持ちが良くて

もうずっと
眠れるだけ眠り

夏の本番が来たら
再び
精力を同期させ

自然に生きたいと
願う