旅の前夜

夜汽車に乗って
旅に出る

夕暮れの街
駅の喧騒

列車は
ゆっくり滑り出し

流れる車窓が
私を誘い

明日の土地を
夢見ながら
眠りにつけば

一日は
幸せに暮れゆく

そう
明日に期待を持ち
床につくなら

旅の枕も
抜群の寝心地

明日はやってくるのだから
あとは夢を見るだけ