腰の重さ

変わらない

変えられない

変わりたくない

 

確固たる自分のなさに

戸惑いながらも

 

変革には

いつも臆病

 

ぬるま湯が好きで

重い腰が上がらない

 

変えたくないし

変わりたくないのは

臆病者の証か

 

そのまま

数年

数十年

 

同じことばかり続けて

考えも変わりはしない

 

小さな

細かいところだけ

ひたすら拘泥

 

小物かな

小物だね

 

だけど

いつの間にか

彼の代わりはいなくなった

 

腰が重くて

誰も彼を動かせない

 

どんなに軽んじられても

バカにされても

 

動かずに

続けていたんだ