続ける
何も思わず
後悔や
反省を飲み込んで
困難も
怠惰も振り払い
自制も
躊躇も忘れ
雨の日も
風の日も
何が見えてくるのかなど
分かるはずもない
薄く
1ミリの層が重なって
厚みを持つ
それだけを信じて
続ける
何が変わっているのか
気配の欠片もなくとも
ただ続けることに
一縷の望みを託し
光明が見えずとも
信じて
続けて
終わるまで
せめて
前のめりに倒れようと
続けて
終わりのない
今を
ずっと