2020-02-04 惰眠の轍 眠りはいつだって 体にまとわりついて 気だるく 疲れ切った精神も ただ眠りという停滞によって 世に舞い戻り わたしは外へ出ていく 疲れては眠り 眠っては疲れる やがて 疲れが閾値を超えれば 眠りはままならず 弱るに任せて 体は萎み 世間は狭くなり 命は尽きるだろう ゆえに眠るのは大切で 体を保ち 心を動かすために 今日も ひたすら眠る 何も考えず 眠ることだ