私の詩

感傷を排し

思想の発露でない

 

自然と人間

葛藤と苦悩

 

広大な夕空の下の黄昏

掃き溜めに沈む忍び泣き

 

どちらも描き

どちらも捨てない

 

一人ぼっちの

胸にあいた空洞

 

その空虚の虚無の寂しさを

胸に抱いて

 

いつまでも

佇んでいる

 

それを詩と信じて