移ろい

不満も満足も

すべて心のなかにあるけれど

 

赤子が転んで

泣き出すように

 

刺激は

常に外からやってくる

 

環境を変えれば

心根が変わり

 

心根を変えれば

行動が変わる

 

心身合一の原理は

いまだに偉大であり

 

悩ましさも苦しさも

自分の行動で変えられるはず

 

そう思うから

変えられない今に

なお苦しまねばならない

 

言葉が開き

外部とつながったなら

 

言葉のやりとりで

世界は変わってゆく

 

そんな当たり前を

あえて確認しては

したり顔でのたまう

 

だんだん飽きてきた

でも他に思いつかない

 

そんな時こそ

未知の何かがあるという事が

 

精神を救ってくれる

 

飽きては移り

また戻っては勤しむ

 

多角度で

磨かれた玉になる

 

それが一体なんなのか

わからないけれど