永久の灯

煌々と燃えている

あの山の向こう

 

人の及ばぬ

魂の通わぬ炎

 

暴れ

乱れ

 

多くの人が死に

灼熱の地獄を見た

 

憧れと夢と

怖れと畏れ

 

バットで

カキーンと

打ち飛ばしてやりたい

 

まとわりつく

ヌメリと思惑

 

好きだったろ

 

絶えぬ代物が

 

追い求めて来たんだろ

 

労力を厭わず

死を代償にして

 

永遠を

 

人の掌の中に

握りしめたい

 

この身焼かれて

炎に包まれても

 

永久に寄り添いたかったのだろ