2021-02-14 永久の灯 #詩 詩 煌々と燃えている あの山の向こう 人の及ばぬ 魂の通わぬ炎 暴れ 乱れ 多くの人が死に 灼熱の地獄を見た 憧れと夢と 怖れと畏れ バットで カキーンと 打ち飛ばしてやりたい まとわりつく ヌメリと思惑 好きだったろ 絶えぬ代物が 追い求めて来たんだろ 労力を厭わず 死を代償にして 永遠を 人の掌の中に 握りしめたい この身焼かれて 炎に包まれても 永久に寄り添いたかったのだろ