2021-08-06 死を思え #詩 詩 殺したい人間の 一人や二人 誰にでも居るだろう 法律や己の未来や いくつかを天秤にかけて 殺さずに済ませているが 枷が外れたら 飛んで行って 包丁で滅多刺しにして 殺したい あれが生きて 息を吸って この世にいることに 全力で反抗し 否定したい そんなこと 出来ないから ひたすら あれを呪い 死を願い 死んだあかつきには 赤飯を炊こうと レシピを下調べしている