金太郎飴のつまらなさ

態度を決める

だが覚悟は決めない

 

ゆるやかに

友達と仲良くやっていくために

 

現実を見るのを止め

 

グループに入って

ぬるま湯に浸かり

 

他の者を攻撃している

 

覚悟を決めたなら

合理的でなかろうと

論理的でなかろうと

 

進んだ後に

道ができ

 

背中を見せて

歩んでいける

 

それなら良いのだ

 

馬鹿でも

愚かでも

 

生き様を見せてくれたのなら

納得する

 

あるいは

ステレオタイプに嵌らず

 

知的営為を第一に

言葉を紡ぎ出す

修辞の魅力でもいい

 

駄目なのは

つまらないポジショントークなのだ

 

仲間内に向け

同じイデオロギーの人々を相手に

 

茶化し

ごまかし

 

薄ら笑いして

 

仲間に守られている

安心感の内から

 

過激に生きる

などと宣って

 

格好だけつけている

賢ぶった者どもなのだ