ボールを力一杯投げようと
頑張ろうとしても
投げ方が分らなければ
ボールは遠くへ飛んでくれない
自分の中にあるエネルギーを
ボールに伝える技が必要で
それが分からなければ
どんなに力んでも
力を発揮したという充実感は持てない
トレーニングを重ね
体を鍛え
何千球、何万球をボールを投げ続けて
やっと投げ方が身につく
力を込めて遠くへ自分のエネルギーを伝えられる
一生懸命とはそういうことだ
スポーツだって文章だって
自分がエネルギーを伝える方法を身につける
その過程を経て
力を発揮できる
一生懸命になれる
何もしていないところから
人生を賭けた文章など出てこない
一生懸命になる前に
一生懸命になれるように努力しなければならない
普段から不断に
自分が勝負する場所を準備しておくことだ