2017-05-27 旅に出て 感傷の・・・ 詩 #詩 人の住むところには 喜怒哀楽があり 昨日の場所で笑う者と会えば 今日は泣き顔が目に入る かつての美貌が 疲れ切ってやつれ いつかの辛苦が 記憶の彼方に忘却され 立ち止まることのない変化を続けながら 幾多の循環する生死に取り巻かれ 私もまた多くの人を取り巻く命の一つとして回る 生命はちっぽけで儚い しかし一つ一つの生命がなければ この世にうねりは生まれない この世界の色合いの鮮やかさは まぶしかった