私は駄作を忘れない

言葉を毎日書けば
上手くいかない日もあるし

書くことがなくて
空っぽの自分に失望もする

それでも
ひねり出して

表した言葉が
残念ながら
納得できないものであったとしても

それはそれは愛しい

愚作でも駄作でも
私の日々を反映し

葛藤も苦悩も
織り込んで

書けない中で
生まれ出てくれたのだから

気持ちが乗って
書ける日々がやってくるまで

支えてくれた言葉のことは
たとえ表に出さずとも
忘れはしない