2018-06-05 だらしのない夜 詩 #詩 しこたまに酔い 繁華街のコンビニで チューハイを買って飲む 暮れゆく街 見上げれば中国語の看板 人の顔も見えなくなる 黄昏時 どこの国の言葉か 喧騒に流れる 人の声 酔いもまわり ぬるい空気に溶けるように 地に沈んでゆく 道行く人の 顔も知らない 都会のなか ただ埋もれる ただの一人の 気楽さと 退廃の快さ