2018-08-10 私の中の声 詩 #詩 平穏な暮らしに ふと佇んだとき か細い声が かすかに聞こえる うっすらと 長く 続き 頭の奥で わたしに ささやく 言葉ではなく 意味も意思も 分からない 心地良くもないし 気味悪くもない だが 無視できない 抑揚なき 声は止まず 年をとるにつれ ますます 聞こえてくる 私の中にある何か 私を呼ぶ私 私の中の わからない私 わからないまま ずっと抱えているのだろう