自分をみじめに置いた時

自分のみじめさに
酔った時

世界中の
誰の役にも立たず

家庭でも
職場でも
お荷物で

人の邪魔ばかり

わたしの生きる価値なんか
どこにもない

居る事自体が
厄介で

居なければ
清々する

一刻も早く
消えてなくなるべきだ

そう思い込んで
自分を責める時

冷静さも
何もなく

ただただ
自分を否定する時

哀しさに
涙溢れて

自分がどんどん
小さくなって

本当に
生きてることが
罪悪じゃないかと
思えてきて

同時に
自己否定の
たとえようもない
快楽に溺れる

一方的に
否定し

自分を否定する
自分に陶酔し

涙を流すのが
気持ちよくて

口から出る言葉は
どんどん過激になり

自分で自分を
追い詰めていく

そう

この世に
もう居場所がない自分なんて
被害妄想の極致

この世は
肯定ばかりでないが

否定するのも
また
難しいのに