2019-03-10 旅の眠り 詩 #詩 旅に出て 歩いて 歩いて 歩いて 疲れ果て 泥のように眠る 心地よさ 見知らぬ土地の 緊張と興奮にも慣れ 日常の心労から 解放され 何も考えず 赤子のように 眼の前の全てを受け入れ 心安く 体だけが疲れている 眠りは深く 起きれば 弛緩した全身が 血の巡りよく温まり 寝汗にまみれ 運動後の爽快に似た 心地よい目覚め これで 今日も歩き回る