もう詩になんてならない時

働けば働くほど

人が機械に見えてきて

 

毎日が繰り返す

ロボットの生活

 

朝起きて

飯食べて

仕事して

飯食べて

仕事して

風呂入って

仕事して

飯食べて

寝る

 

毎日

同じこと

 

心がやせ細る

悲鳴を上げる

 

逃げ出してやろう

絶対に逃げ出すんだ

 

そう心に秘め

幾歳月

 

変わらない日々

 

こんな人生だったのか

こんなもんか

 

疲労感は

諦めを助長する

 

もう反発する

気力もない

 

それでもなお

蟻のように働く

 

もうすぐ

終わると信じて