酒の後

痺れる肢体を抱え

鈍痛の頭を動かしながら

 

今日も陽は昇る

 

やってしまった昨日

 

記憶もおぼろげに

ムカムカする胃の腑が

酒量を教える

 

立ち上がれないと思っても

いづれ立ち上がる

 

治らないと思っても

夕方には酒を呷っているだろう

 

この痛切なダルさ

不快感

 

己の行為への

忠実な反応

 

ダメになっているのだから

まだまともだ