2021-06-14 酒の後 #詩 詩 痺れる肢体を抱え 鈍痛の頭を動かしながら 今日も陽は昇る やってしまった昨日 記憶もおぼろげに ムカムカする胃の腑が 酒量を教える 立ち上がれないと思っても いづれ立ち上がる 治らないと思っても 夕方には酒を呷っているだろう この痛切なダルさ 不快感 己の行為への 忠実な反応 ダメになっているのだから まだまともだ