2021-10-03 謹慎明け #詩 詩 居酒屋での再会 人の顔が見え 見えない人もおり まずは 場所が開かれて 安堵していた 気の遠くなる 隔絶を耐え 世間を腐し 愚痴をこぼし 気が弱くなりながら 待ったのだった 届かぬかと 思いながら 何も出来ないまま 腐り果てていく心身を 眺めるだけで 時を過ごし 蝕まれ 狂いかけて ようやく たどり着いた ただの日常のはずなのに