当事者であれば

当事者でなくなってしまった

過去

 

振り返れば

いくらでも

 

同じことを繰り返していた

 

あの時

騒乱の渦中では

 

何をしても

新鮮だった

 

今となっては

飽いている反復も

 

無知ゆえ

新たな発見として

興奮していた

 

距離をとり

熱が冷めれば

 

しらけきった

愚行だって

 

踊っている間は

グルーヴに満ちていた

 

それは

分かっていても

 

やめられないものだった