同じ日が続く退屈と
同じ日が続く安堵と
ないまぜになり
惰性の力を借りて
日々を進む
なにもない
なにもできない
なにもしたくない
そうして人生が終わってしまう恐怖
それが人生だという諦観
どちらにせよ
やりたいことができる機会も空間も
思いのままに溢れているのに
さまざまな制約というフィクションを
己に課して
出来ない理由を探し続ける
ほら
人殺しだって出来るんだ
法律もマナーもモラルも
フィクションだよ
世界は混沌で
自由で
やりたい放題だよ