非正規哀歌

暮らすための労働は

労働のための暮らしとなった

 

働くために生きて

いつの間にか

絞りかすになっていた

 

給料は下がるばかり

家も体も朽ちてゆく

 

結婚をし

子供を育てられる

 

そんなまっとうな人々とは

切れた

 

働いている時間は

それほど変わらないはずなのに

 

飯が食えない

生活できない

 

生きたいのに

生きられない

 

未来に希望はなく

過去の記憶は

劣等感で塗り固められ

今は辛いだけ

 

このまま働いて

5年で首を切られる

また他で働けるのか分からない

 

 

何のために

生まれてきたのだろう

 

わたしの人生は

会社を儲けさせ

使い捨てになるためだったのか

 

もう死にたい

生きるのが辛い

 

助けて