2021-03-19 親の踵 #詩 詩 何十年経っても 忘れない まだ満足に歩けなかった歳頃 親に抱きつこうと よつん這いで近づくと 踵で顔を蹴られた 何度も 何度も 蹴られる度 親が離れていき 遠くなるのが悲しかった 泣いた それを思い出すと 今でも涙がこぼれる