子供だったときの夢

お菓子の家に住みたいと
小さい頃に見た夢は
歳をあまりに取りすぎて
再び描くのむずかしい

歳を取ってみてみると
欲目が深くなりすぎて
お菓子だけでは物足りず
もっといい物欲しくなり
人にチヤホヤされたくて
心はいつも
ないものねだる

だけど子供が持つ夢は
一つのきれいな形して
まっすぐ前を向いている

わかりやすくてシンプルで
気持ちに嘘のない思い

誰もが持っていたけれど
誰もが失う純粋さ

大人になるということは
子供でいられなくなることか